半陶半農を目指す稲村真耶の作陶日記
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![]() 犬猫の写真ばかり上げていましたが、仕事もしています(汗) 釉薬の研究を地味に続けています。 うぐいす釉のマイナーチェンジも。 従来のものより、もう少し青みのある緑にしたいなーと思って いろいろ試していたところ、こういう雰囲気のものができました。 より透明度が増して、貫入が入ることによって、のっぺりとした感じも薄れ表情がでたかなと。 今までうぐいす釉は無地だと小さいものはそんなにですが、大きいものに掛けると どうしても間延びしてしまってのっぺりというか。 印刻があるものの方が良いなと思っていましたが、これは無地もいけるかも。 まずは小さいものから試してみます。 うつわを作る上で思っていることは、答えは過去のものにある、ということ。 陶磁器は良いものが何百年もずーっと残っていて、それを越えるようなものを作れると思うのは まだ30年かそこらしか生きてない自分には、おこがましく出来ない。 まずは過去にある素晴らしいモノから自分がどんな影響を受けて、それを吸収して 出していくということの繰り返しをし、その中から少しでもイイモノが作れたらと思っています。 私が「どうして好きだなー」と感じるのは東洋陶磁。 中国、ベトナム、朝鮮、日本。 アジアのものに惹かれるのは、やっぱり性分だからかな? 青磁も「好きだなー!」と思うのは中国・越州窯の緑みの強い青磁。 これからも自分の好きを追及しつつ、東洋陶磁からの薫陶も受けて 作陶していきます。 ・おしらせ・ HPの「お知らせ」を更新しました。 春の工房でのギャラリーの日程も掲載しています。 ☆お知らせ スポンサーサイト
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